数字は変わっていないのに、景色だけが変わった

先日、経営方針発表会があった。

その中で、

「ギネス進捗」という形で表彰された。

年間106%、8,400万。

数字だけ見れば、

確かに簡単ではない結果だったと思う。

でも正直、

最初はあまり実感がなかった。

というのも、

これに近い数字は、

過去にも何度も経験してきたからだ。

むしろ以前は、

同じような数字でも、

「目標未達」という言葉だけが残った。

足りない。

もっとやれ。

次はどうする。

そんな空気の中で、

ずっと仕事をしてきた。

だから今回、

「すごい」と言われたことに、

少し戸惑った。

数字はそこまで変わっていない。

変わったのは、

見る側の景色だった。

もちろん、

評価されることは嬉しい。

でも同時に、

一つ強く感じたことがある。

大きな会社だからこそ、

挑戦できることがある、ということ。

新しいことを試すにも、

失敗を受け止めるにも、

一人では持ちきれない規模の経験がここにはある。

そして、

チャレンジなしでは、

成長は生まれないということも、

改めて痛感した。

守るだけでは、

数字は伸びない。

でも、

挑戦には必ずリスクがある。

その怖さを知りながら、

それでも前に進めるか。

結局、

仕事はその連続なんだと思う。

以前の会社なら、

「まだ足りない」

この結果も素直に受け取れなかった気がする。

でも今は、

少しだけ違う。

これを書いている今、

ようやく、

「あの日は、胸を張ってよかったんだな」

と、少し思えている。

第一の机は、

残酷なまでに結果を追い続ける場所だ。

けれど、ただ削り取られるだけの場所であってはならない。

だからこそ、時々は自分たちが積み上げたものの上に座り、

「よくやった」と、自分自身にだけは言ってやれる場所でありたい。

Second Desk ―― 仕事のあとに、もう一つの机。


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