一歩目の、その先の戸惑い

ソフィア(Sophia Learning)を始めて、1ヶ月が経ちました。

「これで大学の単位が取れるんだ」

そう知った時のワクワク感は、今でも覚えています。

新しい扉を開けたような、視界が開けたような感覚。

でも、扉の先に待っていたのは、想像以上に高い壁でした。

まずは「ビジネス基礎」からスタート。

内容は、すでに知っていることも多いはずでした。

「これならいける」

そう思って読み進めたものの、進捗が20%にも届かないうちに、手が止まりました。

内容以前に、立ちはだかる英語の難しさ。

自信は、音を立てて崩れていきました。

ソフィアでは、同時に2コースまで選択できる。

その仕組みに助けられ、一度ビジネスコースを横に置き、「英作文基礎(English Composition I)」に舵を切りました。

基礎を固めれば、また戻れるはず。

そう自分に言い聞かせて。

けれど、ここでもまた、打ちのめされました。

聞いたこともない語句、わざと遠回りをしているような言い回し。

今はまだ、自力で読み解く力はありません。

翻訳ツールを使い、日本語で理解してから、英語ではこう書くのかと納得する。

そんな作業の繰り返しです。

「正直、こんなやり方でいいんだろうか」

そう自問自答する夜もあります。

自分の血肉になっている実感が持てず、ただ文字を追っているだけのような不安。

画面を眺めながら、自分の不甲斐なさに、溜息が混じることも。

でも、その溜息さえも、僕にとっては必要なプロセスだと思っています。

なぜなら、これは単なる単位取得のための勉強ではないからです。

これは、僕の人生をかけた挑戦の、大切な一歩目だから。

そのために、僕は今、この泥臭い挫折を経験しておく必要があるんです。

スマートにこなせる人の言葉は、時に眩しすぎて、疲れている誰かを追い詰めてしまうかもしれない。

でも、翻訳ツールに頼り、英作文の難しさに打ちのめされ、それでもまた自分の机に戻ってきた僕の言葉なら、誰かの心に届くかもしれない。

「大丈夫。僕も、そこから始めました」

その一言を、いつか胸を張って言えるようになるために。

今日も僕は、完璧じゃない自分を連れて、机に戻ります。

何者かになる途中。

その「途中」の景色こそが、僕の財産になるのだと信じて。

Second Desk ―― 仕事のあとに、もう一つの机。


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